KAO

エキソニモがインターネットを用いて初めて制作した作品。ウェブ上で、福笑いのように顔のパーツを配置して送信すると、ネット上の顔と混ざりあい、それぞれの特徴を引き継いだ子供の顔が作られる。次の人が顔を送ると、その特徴を引き継いだ顔が作られ、次々に遺伝していく。1996年の段階で、インターネットを利用した観客との双方向性のある作品は珍しく、雑誌やテレビなどで紹介され、様々なところで反響を呼び、「Javaに関する技術・応用・表現大賞 ’97」を受賞している。

オーディオ・コメンタリー